港区三田一丁目にたたずむ「三田ガーデンヒルズ」。旧逓信省の躯体を活用しながらモダン建築へと生まれ変わったパークマンション棟の重厚な佇まいは、いまやこの街を象徴する景観のひとつとなりました。このレジデンスが竣工し、引渡しが始まってから約1年。かつては静かな官庁跡地だったこの場所は、その歴史を丁寧に紡ぎながら、いまでは新たな都市の風景を生み出しています。今回は、三田一丁目のこれまでの歩みを振り返ります。過去の写真や街の記憶とともに、この土地がどのように変化してきたのかを、あらためて見つめてみたいと思います。<目次> 1. 三田ガーデンヒルズのこれまでの歩み三田ガーデンヒルズの計画が広く公になったのは、2022年のことでした。同年4月にオフィシャルサイトが開設され、10月にはレジデンシャルサロンが東京タワー敷地内に開設されました。 旧逓信省簡易保険局の跡地という、港区でも希少な官庁跡地を活用した大規模開発。さらに三井不動産グループと三菱地所グループという国内屈指のデベロッパーが共同で手がけるプロジェクトとして、当初から業界内外で大きな注目を集めました。その敷地面積は港区の分譲マンションとしては最大級といわれる規模です。翌2023年2月に販売が始まると、その反響は想定以上でした。特に、象徴的な存在となるパークマンション棟は、旧庁舎の躯体を保存・再生するという特徴的な設計が話題となり、「都心の新しいヴィンテージレジデンス」として多くの人の関心を集めました。三田一丁目という場所の持つ歴史と、近年の都心住宅市場の需要が重なった結果といえるでしょう。 2. 三田ガーデンヒルズ建設中の様子(2023年頃〜竣工前)工事が進むにつれ、この場所のスケール感が徐々に明らかになっていきました。周囲を歩いてみると、地図で見るよりもはるかに広く、その存在感に圧倒される感覚がありました。▲ 2023年9月頃、三田ガーデンヒルズ パークマンション棟周辺 とりわけ印象的だったのは、旧逓信省簡易保険局庁舎の保存部分です。長らく更地となっていたこの地に、工事が進むにつれて仮囲いの向こうから少しずつ建物の輪郭が現れてきたとき、かつての庁舎がここに息づいていたことを改めて実感しました。▲ 2024年4月頃、綱町三井倶楽部付近よりパークマンション棟 予定地を望む また、建物が立ち上がるにつれて、三田の丘という地形の特徴もより明確になっていきました。高低差を活かした設計により、周辺の街並みとの調和を保ちながら、敷地全体に奥行きのある景観がかたちづくられていきます。▲ 2024年12月、三田一丁目を南北に貫く「神明坂」とウェストヒル棟(写真左) ▲2024年12月、「綱の手引き坂」より望む三田ガーデンヒルズ サウスヒル棟 ▲ 2024年12月、三田ガーデンヒルズ ノースヒル棟・ノースエントランス外観 こうして三田ガーデンヒルズは、三田一丁目の新しいランドマークとして誕生しました。(建設当時の様子は、 #工事進捗写真 からもご覧いただけます。) 3. 三田一丁目という立地の特性三田ガーデンヒルズを語るうえで欠かせないのが、「三田一丁目」という場所の特性です。▲ 三田一丁目と三田二丁目の間にある「日向坂」。四季折々の表情を見せるこの道は、近隣の方からも親しまれています 三田は江戸時代には大名屋敷が並ぶ高台でした。その後、明治以降は官庁や教育施設、大使館などが集まるエリアへと変化していきました。いまも各国大使館が多く置かれるこのエリアには、古くから人や文化が集まってきた土地ならではの、奥行きのある雰囲気があります。▲ 三田二丁目「綱坂」から北方向を望む。写真中央に三田ガーデンヒルズ パークマンション棟が見えます 現在も周辺には歴史ある建物が点在しています。三井グループの迎賓館として知られる綱町三井倶楽部もそのひとつです。▲ 迎賓館「綱町三井倶楽部」。三井グループにとっても、三田は思い入れのある土地であることがうかがえます 加えて、地形としては「丘の上」に位置することも重要な特徴です。三田一丁目周辺には、神明坂や日向坂、綱の手引き坂など、それぞれに由来を持つ坂道が点在しています。高低差があるからこそ生まれる路地の表情や、坂の途中から見える景色のひとつひとつに、この街の時間の積み重ねを感じます。三田ガーデンヒルズの敷地に一歩入ると、周囲の街の喧騒から少し離れた落ち着いた空間が広がります。タワーマンションの眺望とはまた異なる、「丘の上の住宅地」ならではの魅力といえるでしょう。▲ 三田ガーデンヒルズ敷地中央にある「コミュニティガーデン」 4. まとめ|三田ガーデンヒルズの価値とは三田ガーデンヒルズが完成してから1年。この街の景色は、積み重なってきた歴史を土台に、静かに新しい表情を見せています。旧官庁の歴史を受け継ぐ建築。港区でも希少な大規模敷地。三田という土地が持つ文化的な背景。これらが重なり合うことで、三田ガーデンヒルズは「時間とともに価値を育てていく邸宅」になりつつあります。▲ 三田ガーデンヒルズ ノースヒル棟からイーストヒル棟へとつながる「アーケードギャラリー」 都心には多くのマンションがありますが、街の歴史と一体となって語られる住まいは決して多くありません。この場所が持つ本質的な価値は、そうした背景の中にあるのではないでしょうか。 現在、弊社では三田ガーデンヒルズの未公開物件もお預かりしております。購入をご検討の方はもちろん、ご売却を検討されているオーナー様もお気軽にご相談ください。Seven Signatures Internationalは、三田ガーデンヒルズと同じ三田一丁目にオフィスを構え、この街の移り変わりをずっと近くで見続けてきました。三田エリアの歴史や特性、魅力をふまえ、みなさまに最適なご提案をさせていただきます。お問い合わせはこちら:https://mgh.sevensignatures.com/#contact