東京・港区三田一丁目。この丘の上には、かつて多くの大名屋敷や武家屋敷が建ち並んでいました。由緒あるこの土地に、この春「三田ガーデンヒルズ」が誕生しました。まるで美術館のような意匠が施されたこのレジデンスは、“住まい”の枠を超えた存在です。 今回は、そんな三田ガーデンヒルズにて「一日オーナー」として実際に過ごした体験を通じ、その魅力を余すところなくお伝えします。 7:30|三田ガーデンヒルズの朝──高台からの陽光と静寂夏の朝。窓を開けると、高台に差し込むやわらかな光と、虫の鳴き声が耳に届きます。外の空気は澄んでいて、心地よい静けさ。湯を沸かしながら、窓辺に腰かけて静かな時間を味わいます。やがて湯が沸いたら、ゆっくりと珈琲を淹れてバルコニーでひといき。 8:00|ヒーリングガーデンを散策──都心に残された森のような空間部屋で淹れた珈琲をタンブラーに移し、それを片手に「センターヒル」を経由して「ヒーリングガーデン」へ。 外へ出ると、木漏れ日が道を照らし、ゆっくりと歩き出します。ここが都会の真ん中とは思えないほど豊かな緑。照りつける夏の日差しも、この時間帯なら緑のアーチによって和らぎ、朝の空気が心地よく流れているのを感じます。「ラウンジガーデン」のソファに腰掛け、ゆっくりと時の流れを味わいます。敷地内はまだ静寂に包まれており、まるで自分だけの庭園をひっそりと眺めているような感覚に。小鳥のさえずりや木々のざわめきを感じながら、都心にこんな場所があることに、改めて驚かされます。 8:30|理想的なワークスペースで思考を深める「センターヒル」にある「ワークスペース」は、自然光に包まれた開放的な空間。特に広々としたパーソナルブースからは、手入れの行き届いた緑を眺めることができ、落ち着いた環境が思考を深めてくれます。ほどよい緊張感と穏やかさが共存するこの場所は、リモートワーカーやクリエイティブ職にとっても理想的なワークプレイスです。 9:30|光と風を取り込むガーデンフィットネスは心地よい運動空間日々の運動は、敷地内の「ガーデンフィットネス」が拠点に。大きな窓の外には緑が広がり、屋内にいながらも自然との一体感を味わえます。 ランニングマシンに乗りながら、徐々に身体が目覚めていく感覚。トレーニング後は「コミュニティガーデン」へ出て、軽くストレッチ。木陰での読書やヨガなど、自分なりの時間の使い方ができるのも魅力です。 シャワールームも完備。自宅へ戻らずとも、この場所でさっと身だしなみを整えることができ、生活と運動の導線が自然に接続されている印象です。 11:00|カフェラウンジでブランチ運動して小腹が空いたので、敷地内のミニストア・ナチュラルローソンへ。 身体にやさしい素材のサンドウィッチとフレッシュジュースを購入し、そのまま「カフェラウンジ」へ移動します。ガラス張りの空間に光が差し込み、建築と植栽が調和した設計が、日常の食事を贅沢なひとときに変えてくれます。アートブックや建築書を手に取って眺める、そんな何気ない時間もまた、特別な体験です。 13:00|静けさと品格を備えたオープンラウンジを堪能午後からは、ノースヒル棟「オープンラウンジ」へ。このラウンジは、ノースヒル棟に設けられた共用施設。ほかにも、予約制の会議室を完備した「ワークラウンジ」など仕事に集中できる環境が整っており、用途に応じた使い分けができるのも大きな魅力です。 リフレッシュがてら、「アーケードギャラリー」に座ってゆったりと過ごすのも素敵な時間。大きな窓の向こうに広がる緑の眺めが、心にゆとりをもたらしてくれます。 16:00|ワークガーデンで、本と風と、静かなひとときを陽が傾いで暑さが和らぎはじめた頃、センターヒルの「ワークガーデン」へ。読みかけの文庫本を片手に、木陰で静かに過ごします。木陰を渡る風、時折聞こえる鳥の声。この静けさが、日常を豊かに変えてくれると感じられるひとときです。 心ゆくまでゆっくりしたら部屋へ戻り、夜のディナーに備えて装いを整えます。 19:00|敷地内でディナーを味わうこの日は、敷地内の会員制レストラン「嶺」(REI)でコースディナーを予約。 旬の素材を活かした創作料理はどれも繊細で、見た目も味も洗練されています。ゲストを招くこともでき、接待や記念日にもぴったりの空間です。 参考:(2025/6/12 公開)三田ガーデンヒルズ「嶺」の常設メニューを体験 22:00|余韻とともに、帝国ホテル監修BAR「MONAT」へディナーの後は、同じ棟の4階にあるバー「MONAT」で締めくくり。レストランとBARはいずれもパークマンション棟内にあります。旧逓信省の建物躯体を活かした荘厳な空間は、訪れるたびに息を呑むほどの美しさ。エレベータもありますが、この空間を存分に楽しむために、あえて階段で移動します。 帝国ホテルのバーテンダーが手掛けるカクテルは、クラフトマンシップを感じさせる完成度。落ち着いた照明と音響が、会話と余韻にそっと寄り添ってくれます。参考:(2025/8/4 公開)帝国ホテル監修 三田ガーデンヒルズBAR「MONAT」体験記 編集後記|三田ガーデンヒルズが語る、“暮らし”の哲学敷地を歩いていると、不思議と呼吸が深くなり、歩調がゆるやかになっていくのを感じました。木々の揺らぎ、建築の佇まい、交わされる挨拶の声。そのすべてが、静かで品のある時間の流れをつくり出しているように思えます。建築やランドスケープの構成、空間に選び抜かれたアートや調度品に至るまで、この場所には「どんな人が、どんな日々を過ごしてほしいか」という明確な意志が通底しており、それが心に深く残ります。 三田ガーデンヒルズは、単なるレジデンスではありません。ここに身を置くことで、都市で暮らす意味や、自分にとっての「豊かさとは何か」を、あらためて見つめ直すことができる。そんなことを感じさせてくれる空間でした。 おわりに|現在ご案内中の未公開物件情報弊社では、ハワイをはじめ国内外のさまざまな不動産の売買仲介を行っており、「三田ガーデンヒルズ」についてもお取り扱いがございます。現在、弊社にて三田ガーデンヒルズ パークマンション棟(2LDK/87平米)ならびに、ウエスト棟(3LDK/86平米)等の未公開物件をお預かりしておりますので、ご購入をご検討中のお客様はぜひお気軽にお問い合わせください。また、三田ガーデンヒルズのご売却をご検討中のオーナー様には、【最短1営業日】でご売却査定をお出ししております。 お問い合わせはこちら:https://mgh.sevensignatures.com/#contact 今後も、三田ガーデンヒルズや国内の不動産関連情報を随時更新してまいります。