渋谷区笹塚に誕生予定の「パークタワー渋谷笹塚」は、今もっとも注目を集めている物件のひとつです。建築主は三井不動産レジデンシャル。同社は三田ガーデンヒルズをはじめ、これまで多くの高品質レジデンスを手がけてきた実績もあり、「パークタワー渋谷笹塚」もまた、多くの関心を集めています。 ■ 70年間の "転借" マンション 「パークタワー渋谷笹塚」が注目される理由のひとつに、約70年間の定期借地権契約をもとにした【転借地権方式】が採用されている点が挙げられます。定期借地権(いわゆる「定借」)にはいくつかの契約形態がありますが、本物件では、土地所有者である中村屋が三井不動産レジデンシャルに貸し付け、購入者は三井不動産レジデンシャルとの間で契約を結ぶ転借地権方式(転借)が採用されています。このスキームでは、購入者が直接土地オーナーと関わる必要がなく、信頼ある事業者を介して契約や管理が行われるため、購入者にとって安心感のある枠組みといえるでしょう。三井不動産レジデンシャルのタワー・パークコートシリーズでは、定期借地権を活用した開発が比較的多く見られます(例:パークコート渋谷 ザ タワー、パークコート青山高樹町 ザ タワー、パークコート神宮前 ザ タワーなど)。定借物件では原則として地代の支払いが必要となりますが、 「パークタワー渋谷笹塚」のような「転借」方式では、販売会社が土地所有者と包括的に契約を締結しているため、地代の支払方法や管理体制も整理されており、購入者にとって契約関係が明確で手間がかからない仕組みとなっている点が特徴です。このように、転借方式により、購入者は信頼できる事業者を通じて土地利用権を得ることができ、契約や管理の煩雑さを軽減しつつ、定期借地権ならではの割安感を享受できる点が本物件の大きな魅力となっています。そのため、投資家や購入検討者の間で注目を集めています。 ■ 2025年7月現在の様子計画地は、旧「中村屋」東京工場・事業所の跡地。一般販売対象住戸643戸(総戸数659戸)、地上28階地下1階建てのタワーマンションとなります。2025年7月某日、複数の重機が稼働していました。現地は仮囲いで覆われており、中の詳細な工事状況は確認できませんが、時折車両の出入りが見られ、敷地外からも工事の動きがうかがえます。 笹塚駅は京王線・京王新線が通り、新宿まではわずか1駅・5分。都心への高いアクセス性は、都内に複数の拠点を持つビジネスパーソンや、利便性を重視する方々にとって大きな魅力といえるでしょう。竣工は2027年12月下旬を予定しており、今後もその動向から目が離せません。 ■ おわりに東京都心では各地で再開発が進行中。今後も、都内の不動産関連情報を更新してまいります。弊社では国内外の不動産売買仲介を行っており、近年注目を集めている「三田ガーデンヒルズ」もお取り扱いがございます。現在、弊社にて三田ガーデンヒルズ パークマンション棟(2LDK/87平米)ならびに、ウエスト棟(3LDK/86平米)等の未公開物件をお預かりしております。ご購入をご検討中のお客様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。また、三田ガーデンヒルズのご売却をご検討中のオーナー様には【最短1営業日】でご売却査定をお出ししております。 お問い合わせはこちら:https://mgh.sevensignatures.com/#contact