森ビルが手がける「虎ノ門ヒルズ」。長期間の工事を経て、2025年4月、ついに再開発事業が完結したとの発表がありました。今回は、現在の虎ノ門ヒルズの様子をまとめます。 ■ 虎ノ門ヒルズエリア再開発の歩みこのエリアの再開発が始まったのは、実に10年以上前。2014年に竣工した「虎ノ門ヒルズ 森タワー」を皮切りに、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2020年竣工)」 「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2022年竣工)」、2023年には東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」と一体開発した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」、さらに2025年には「グラスロック」が加わったことで、区域面積約7.5ha、延床面積は約80万㎡に拡大しました。国際水準のオフィスやレジデンス、ホテル、商業施設など、様々な都市機能を徒歩圏内に備えた虎ノ門ヒルズエリアは、東京・日本にグローバルプレイヤーを惹きつける「国際新都心・グローバルビジネスセンター」として活躍しています。 ■ 交通結節点としての機能と回遊性がさらに向上「虎ノ門ヒルズ」は東京都心部における新たな “交通結節点” として、環状2号線・大規模バスターミナル・東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」と一体化するような形で整備された広大な駅前広場・大規模歩行者デッキなど、交通ネットワークが強化・拡充されてきました。「森タワー」と「ステーションタワー」を繋ぐ幅員20mの大規模歩行者デッキが貫通する複合施設・虎ノ門ヒルズ「グラスロック」(後述)により、「虎ノ門ヒルズ」の交通結節機能と回遊性がさらに向上すると期待されています。 ■ クロスセクターで社会課題解決を目指す拠点「Glass Rock」の誕生により、再開発事業完結虎ノ門ヒルズ「グラスロック」は2024年8月に竣工。ここに今回、クロスセクターで社会課題解決を目指す拠点「Glass Rock ~Social Action Community~」(https://www.glass-rock.com/)が誕生しました。この拠点と各店舗のオープンにより、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の再開発事業が完結。こちらの写真は4月9日にグラスロックを撮影したものです。たまたま人通りが落ち着いたタイミングで撮影できましたが、日中は行き交う人も多く、各テナントもたいへん賑わっていました。 複数のタワーで構成されているので各建物の位置を把握するのが少し難しいですが、全体像はこんな感じ。(出典:森ビルプレスリリース(2025年4月7日)より) ■ 虎ノ門エリアに加え、港区内では再開発が続々JR高輪ゲートウェイ駅では、「TAKANAWA GATEWAY CITY」が2025年3月27日、まちびらきとなりました。参考:(3/28公開)高輪ゲートウェイシティまちびらき!現在の様子はhttps://mgh.sevensignatures.com/posts/iE3BJ-BD またJR浜松町ではワールドタワーレジデンスの入居もはじまり、現在建設中の「ブルーフロント芝浦」では、2025年7月にすでに竣工済の「TOWER S」でラグジュアリーホテル「フェアモント東京」(フェアモントブランドは日本初進出)が開業予定です。 さらに東京メトロ白金高輪駅では、日本郵政の旧宿舎を含む一帯の「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」が実施され、2028年度に竣工予定です。 港区はますますの盛り上がりが予想されます。三田ガーデンヒルズ物件のご売却を検討されているオーナー様は、最短1営業日以内でご売却査定をお出ししておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。お問い合わせはこちら:https://mgh.sevensignatures.com/#contact これからも、三田ガーデンヒルズの近隣情報を更新してまいります。