白金高輪駅周辺では、現在「白金一丁目西部中地区第一種市街地再開発事業」が進められています。日本郵政の旧宿舎を含む約1.6ヘクタールのエリアが対象で、2028年度の竣工を目指し、住宅や商業施設、オフィスなどが入る複合施設が誕生する予定です。港区の中でも落ち着きのある住宅地として知られるこの一帯が、再び大きく姿を変えようとしています。どのような未来が描かれようとしているのか──実際に現地を訪れ、その現在地を確かめてきました。 白金高輪駅周辺の現在の様子 駅を出て周囲を見渡すと、この街でひときわ存在感を放つのが「白金ザ・スカイ」です。その1階にはスーパーマーケットの「ピーコック」が入っており、平日の日中でも生活者の出入りが見られ、ゆったりとした時間が流れています。建物の足元では地域の暮らしが息づいており、大規模開発の中でも街の落ち着きを感じさせます。 再開発用地の前に立つと、フェンス越しに見えるのは、基礎工事が着実に進む現場の様子。重機の音はまだ控えめで、静けさの中に未来への動きが感じられます。 周囲を見渡せば、街のランドマークとして定着した「白金タワー」や「白金ザ・スカイ」の姿が、再開発後の街並みを先取りしているかのようです。今回の再開発では、商業施設や住宅、オフィスがひとつの街のように集約される計画も発表されています。新たな建物がこの景色に加わることで、街の表情がどのように変わっていくのか、期待が高まります。 南北線延伸計画で利便性向上交通インフラの整備にも注目が集まっています。東京メトロ南北線は、白金高輪駅から品川駅方面への延伸計画が進行中で、2030年代半ばの開業を目指しています。この延伸により、品川駅と六本木・赤坂エリアが直結し、移動時間が大幅に短縮される見込みです。例えば、六本木一丁目駅から品川駅までの所要時間は、現行の約19分から約9分へと短縮されると試算されています。この新ルートの誕生により、都心部と品川エリアをつなぐ利便性が向上し、ビジネス面のみならず居住エリアとしての魅力も増すことが予想されます。(出典:東京都 都市整備局資料「地域公共交通計画(東京メトロ南北線の分岐線(品川~白金高輪)の沿線地域」) 東京都内の再開発と不動産市場動向東京都内ではこのほかにも大規模な再開発プロジェクトが進行中です。JR浜松町駅では2024年11月に「WORLD TOWER RESIDENCE(ワールドタワーレジデンス)」を含む高層部が竣工。三田エリアでは「三田ガーデンヒルズ」の入居も始まり、その近く「三田小山西地区」でも大規模開発が進行中。この地域の不動産市場は国内外の投資家から注目を集めています。 <参考>(5/5公開)浜松町ワールドタワーレジデンス 現在の様子https://mgh.sevensignatures.com/posts/w7Fsb61z(3/26公開)三田小山西地区再開発レポートhttps://mgh.sevensignatures.com/posts/pSl-gwhe 弊社では国内外の不動産売買仲介を行っており、「三田ガーデンヒルズ」もお取り扱いがございます。現在、弊社にて三田ガーデンヒルズ パークマンション棟(2LDK/87平米)ならびに、ウエスト棟(3LDK/86平米)等の未公開物件をお預かりしております。ご購入をご検討中のお客様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。また、三田ガーデンヒルズのご売却をご検討中のオーナー様には、最短1営業日でご売却査定をお出ししております。お問い合わせはこちら:https://mgh.sevensignatures.com/#contact 今後も、東京都内の不動産関連情報を随時更新してまいります。