東京メトロ日比谷線・都営大江戸線の六本木駅から東へ歩いて数分。六本木通りと外苑東通りの交差点近く、六本木五丁目の一角で、再開発に向けた準備が静かに進んでいます。港区が都市計画決定した「六本木五丁目西地区第一種市街地再開発事業」は、2025年度の着工、2030年度の完成を目指し、約2.5ヘクタールの土地に地上43階建て・高さ約230メートルの高層棟を中心とした複合施設を建設するプロジェクトです。※地図は国土交通省「基盤地図情報」をもとに弊社にて作成 このエリアにはかつて、都営住宅や学校施設、オフィスビルなどが立ち並んでいました。現在は複数の建物が閉鎖されており、仮囲いはまだ設置されていないものの、敷地内には静けさが広がっています。かつてのにぎわいを思い起こさせるような、時間の流れを感じさせる風景がそこにあります。再開発に向けて、ゆるやかに景色が変わりつつある印象です。こちらの写真は、芋洗坂の下から再開発エリアを望んだ一枚です。まだ大きな工事の気配はないものの、風景にはどこか移り変わりの兆しが感じられます。 建設予定の複合施設には、住宅、オフィス、ホテル、商業施設が集まる予定です。低層部には広場や公開空地が整備され、六本木通りや東京ミッドタウン方面から続く歩行者ネットワークともつながることで、街の回遊性が高まることが期待されています。(画像は 港区「六本木五丁目西地区地区計画の決定(原案)について」 より引用) また、防災面での配慮も盛り込まれています。災害時には敷地内の広場や公開空地が一時的な避難場所となるほか、非常用電源や水・食料の備蓄スペースが設けられ、地域住民や帰宅困難者の一時的な受け入れ拠点としての役割も果たすことが想定されています。 六本木といえば華やかな印象がありますが、美術館や緑地も多く、暮らしと文化が共存する街でもあります。今回の再開発で生活やビジネスの機能がさらに強化されれば、新たな魅力をまとった六本木が見えてくるかもしれません。 ■ おわりに都内のこうした大規模開発は、都心の不動産市場が活況であることを物語っています。品川・高輪エリアに限らず、都心各所で価値ある住宅プロジェクトが進行しており、今後も投資価値の高い物件の登場が期待されます。 弊社では、国内外のさまざまな不動産の売買仲介を行っており、今年春に入居が始まった「三田ガーデンヒルズ」についてもお取り扱いがございます。現在、弊社にて三田ガーデンヒルズ パークマンション棟(2LDK/87平米)ならびに、ウエスト棟(3LDK/86平米)等の未公開物件をお預かりしておりますので、ご購入をご検討中のお客様はぜひお気軽にお問い合わせください。また、三田ガーデンヒルズのご売却をご検討中のオーナー様には、最短1営業日でご売却査定をお出ししております。 お問い合わせはこちら:https://mgh.sevensignatures.com/#contact これからも、東京都内の不動産関連情報を更新してまいります。