2025年3月に竣工予定の三田ガーデンヒルズは、国内最大規模となる全戸「ZEH-Oriented」(ゼッチオリエンテッド)マンションとなります。近年、脱炭素社会の実現に向けて注目を集めている「ZEH」(ゼッチ)。今回は、そのなかでも「ZEH-Oriented」の概要や「ZEH」との違いについてご説明します。「ZEH」とは「ZEH」は Net Zero Energy Houseの略称です。住宅の断熱を工夫したり省エネ性を持たせ、太陽光発電などによりエネルギーを創出することで、年間の一次エネルギー消費量(建物内で使用しているエネルギーの収支)をゼロに近づけることを目指します。2021年10月に閣議決定された、第6次エネルギー基本計画における「2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」、「2030年において新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が設置されることを目指す」という政府目標に基づいた取り組みです。 「ZEH-Oriented」とは「ZEH」のうち、特定の条件がついた住宅が「ZEH-Oriented」(ゼロ・エネルギー・ハウス指向型住宅)です。「ZEH」を指向した先進的な住宅として、外皮の高断熱化、及び、高効率な省エネルギー設備を備えた住宅を示します。 受けられる租税優遇・助成制度ZEH住宅の要件を満たした住宅を新築、または購入することで、補助金を受けることができます。また、一般的な住宅と比べ、住宅ローン減税の対象となる借入限度額が増額されるといった、優遇措置を受けることができる可能性があります。環境省が管轄するZEH支援事業では、交付される補助額は一戸あたり「55万円」となります。項目内容申請対象者・自ら常時居住する新築住宅を建築、購入する個人・新築住宅の販売者となる法人対象住宅ZEH、Nearly ZEH、ZEH Oriented交付要件・ZEH基準を満たしていること・ZEHプランナー、ビルダーが設計・建築した建物であること補助額55万円/戸三田ガーデンヒルズについて三田ガーデンヒルズは、国内最大規模となる全1,002戸「ZEH-Oriented」取得予定です。具体的には、特殊なコーティングを施した複層ガラスや、外壁等の断熱の厚みを増加させるなどの断熱計画、LEDなどの高効率機器を採用。使用電気・ガスともにCO2排出量実質ゼロとなるサービスが導入される見込みです。旧逓信省建造物を一部保存・再生し、この三田エリアにふさわしい格式あるファサード・デザインをまとい誕生する三田ガーデンヒルズ。価値ある歴史・環境の継承だけでなく、先進技術・サービスの導入で、さらに上質なくらしになることでしょう。